【愛してるゲーム】子どもの自己肯定感が満たされるワーク

心理

こんにちは!
ARATAです。

先日クラブハウスで有名な声診断の稲井さんのクラブで
モデレーターとしてお話を伺う機会があり、
その中で、ぼくもカウンセラーとして日頃からいろんなママさんにお伝えしている

「子どもに必要なのは、毎日必ず学校に行くことではなく、親から真に愛されているという実感」

という趣旨のお話がありました。

そのルームの最後で感謝ともに、
ぼくが自分の家族にしていて効果大だった

子どもの愛の充電を満タンにできる「愛してるゲーム」

についてシェアさせて頂きました。

稲井さんにも

「それはいいね!みんなでやろう!」

と太鼓判を押して頂きましたので、ここでもその方法について記しておきたいと思います。

クラブハウスでは短い時間でうまく伝えられなかった部分もありますので、
(Youtubeなどでやってる合コンゲーム的な「愛してるゲーム」と間違われやすいけど全く違うとか)
その場にいらした方もこの解説を読んで、それぞれのご家庭でアレンジして取り入れてみてください。

親子で「愛してるゲーム」

まず前提として、前述のとおりぼくは幼少期に最優先すべき経験は
「親から心底愛されたという実感」だけだと思っています。

その経験が確固たる自己肯定感の拠り所となって、挫折したり失敗したとき、大人となり親となるときに絶大な効果を発揮します。

でも現実には、さまざまな事情で子どもの意思を常に優先することは不可能な時代背景があります。

なので様々な用事や仕事の合間でも、

できるだけ短時間で
できるだけ濃密に
できるだけ無条件で

子どもの心の中にある「愛の器」をいっぱいにできる方法

が必要とされています。

この「親子の愛してるゲーム」こそ
こどもの愛の器に滝のように愛を注いで短時間でも満タンにできるワークだとぼくは思っています。

このゲームの効果

ぼく自身、男ながらにワンオペ育児で2人の娘を育てていた時期があり
つい感情的に怒鳴ってしまったり
子どもの意思を無視する形で自分のことを優先してしまったりして
その後悔や罪悪感に苛まれた経験をもっています。

そんな中でこのゲームを考えつきました。

実際に試してみた所、とてつもなく効果を発揮してくれました。
今では「パパママからどのくらい愛されてると思う?何パーセントくらい?」と聞くと
元気よく

「10000パーセント!!」

と答えてくれるまでになりました^^

やり方

①「愛してるゲームやる?」または「やっていい?」と同意をとる
②だっこまたはハグしながら「愛してる×100」と全力全身全霊で伝える
③一旦止まって「まいった?」と確認
④「まいった」またはお子さんの体がリラックスして暖かい雰囲気になったら終了

「愛してるゲームやる?」または「やっていい?」と同意をとる

まずは大前提としてこどもの意思を尊重して同意をとることが大事ですね。

といっても、最初のうちは嫌がったり逃げたりちゃかしたり色々あると思います。

それでも一緒に遊びたい、こどもとの時間をわたしも楽しみたい、という本気の気持ちが伝わることが大事です。

 

だっこまたはハグしながら「愛してる×100」と全力全身全霊で伝える

ここが本番です!(笑)

うちでは娘も小さかったので、くずぐりながら大笑いしながら耐久ゲームとしてやってました(笑)。

200パーセント1000パーセントのエネルギーで、こどもに本気で「愛してる!」をインストール(ラブ注入!)してあげてください。

「愛してる」が照れくさい場合は「I Love You!」と言葉はちがっても伝わります。

「プラスのトラウマ」という言葉がありますが、こどもが心底びっくりして一生忘れられないくらい喜びと嬉しさと感動が湧き上がるように、この瞬間に本気で取り組んでみてください。

それがその子の人生でたった一度、5分間の出来事であったとしても、このあとどんな大変なことがあってもこの「プラスのトラウマ」のせいで(おかげで)本当に立ち直れないほど落ち込むということがなくなります。

一旦止まって「まいった?」と確認

全力で愛を伝えるので、おそらくこれが続くのは1分か、それよりも短い時間かもしれません(笑)。

ですので、そこで一旦止まってこどもの状態を確認、観察します。

「まいった?」というのは「この愛にサレンダー(降伏)した?」とか「満足した?」という確認でもあります。

ぼくの場合は全力でくすぐっているので(笑)「もう限界?」という意思確認でもあります(笑)。

あとは自分の体力の確認です(笑)。

「まいった」またはお子さんの体がリラックスして暖かい雰囲気になったら終了

最初の頃は無反応だったり嫌がっていたうちの娘たちも、このゲームの意図や楽しさを理解すると、意思確認でわざと「まいってない」といって、もっと求めてくれるようになりました。

そしてまた全力で愛を注入(笑)。

これを繰り返すとやがて「まいった〜」と言って、ニコニコご満悦の表情になっていきます。

体もリラックスして力が入ってない無防備状態。

こうなったらこどもの愛の器が満杯になった証拠。

充電完了!のサインです。

しばらくしてまた愛の充電が減ってくると「あいしてるゲームやって〜」とか「くすぐって〜」と、自分から求めて膝に乗ってきてくれるようになりました。

ぜひあなたのご家庭でも「愛してるゲーム」をやってみて、感想や変化、質問などをコメント欄から教えていただけると嬉しいです。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

心理カウンセラー
ARATA

追記

このワークの大前提となっているのは、ママが自分自身に対して無条件の愛を注いで満たしてあげることです。

もしこのワークをやってみて「うまくいかなかった」という時、たいてい本質的な原因はそこにあります。

どんな有効なセラピーワークも、そのエネルギーの源泉である自己肯定感が枯渇していては効果を発揮しません。

もし「私もそうかも」と少しでも思うところがあれば、下記の「自己肯定感を育むご自愛ワーク」をまずやりこんでみてください。

https://cocorodrive.com/word-therapy01/

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