5年後もビジネスを続けていくために

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データをGoogleDriveからDropboxに移しつつ整理とデジタル断捨離をしています。
そしたら、6年前のリーマンショックの頃にウェブサイトを設置するにあたって書いた文章が出てきました。
企業や経営者に向けて書いたのでかなり固い文章ですが、今も生きているなぁ〜とちょっと感心したので(笑)、ぜひ皆さんも読んで感想を教えてください^^
 
5年後もビジネスを続けていくために
去年から今年にかけて、100年に一度の経済危機と言われています。
しかし船井幸雄氏が「経済の超プロ」として紹介した朝倉慶氏は、著書『大恐慌入門』の中で、去年サブプライム・ショックで消えた200兆円を指して「春の散歩道」と表現しました。
リーマンブラザーズなど大手証券会社が倒れ、米3大自動車会社も虫の息となってなお、崩壊シナリオの序の口なのです。
朝倉氏は、これから数年かけて、複雑に入り組んだ6京円といわれる規模の金融派生商品(CDS)市場にも金融崩壊の波が押し寄せてくると言います。
そうなると、経済システムの範囲を超えて、先進国家の破産が視界に入ってきます。
既に、アイスランドが事実上デフォルト(国家破産)し、韓国やアメリカでも危機が現実性を帯び始めているのです。
そうした情勢不安の中、日本国内で実効性のある中期経営計画(5年プラン)を立てられている企業は、何%くらいあるでしょうか。
まして、中小企業や個人事業主が、5年後の経済状態やトレンドを予測し、それに備えた事業計画を立案できている確率は何%でしょうか。
つまり、勢いだけの「ピンチはチャンス」という合言葉だけでは、どうしようもない時代が来ているのです。
歴史家ローレンス・トーブ著『3つの原理』(神田昌典氏監訳)には、これから起こる新しい時代の働きを、「自発的簡素化」「適正技術」「経済的平等」「仕事の削減」 としてまとめています。
スピリチュアルの世界では、2012年が「アセンション(進化)」の年として位置づけられ、600万部の超ベストセラー『動物占い』の著者・前田知則氏は「生活スタイル2.0」のはじまりの年と予測しています。
ココロドライブでは、そうした時代の潮の流れを掴み、経営者の方が5年後10年後でも楽しく生活しながら、ビジネスの舵をとり続けていられるための「コンパス」を提供します。
では、その「コンパス」とは何か。
それは、一言でいうと「自分らしさ」になります。
これを言うと、ほとんどの経営者の方は、
「そんなことはもう分かってるよ」
「昔は色々あったけど、今は自分らしく仕事ができてるよ」
あるいは、
「自分の好きなことだけやって楽しむのは、ビジネスじゃなくて道楽だよ」
「人の役に立つことが私の喜びだから、自分だけ楽しむことはやりたくないよ」
という反応でした。
実際、私も最初はそういう反応でした。
その頃の私は、「今の考え方でなんとかやっていけているうちは、その先の答えを他人が持っているなどという現実を信じたくない」と思っていました。
実際には、「自分らしさ」という言葉の定義が変わろうとしていて、それを私は知らなかったのです。
ユング心理学で「ペルソナ」と「シャドウ」と表現されるように、現代人は高度に社会的な役割と、それによって抑圧された自我とを持っています。
それらは、表面意識と潜在意識という別々の場所で管理されているために、なかなか互いの存在を意識することができません。
今までの「自分らしさ」とは、そうした「分離した自分との葛藤」がそのまま残っている状態での「自分らしさ」でした。
しかしこれからは、自分の中のふたつの意識が統合した状態で、つまり文字通り裏表のない状態で生活していくことが「自分らしさ」なのです。
話を経済に戻しましょう。
世界中から雪崩をうってお金が消えていっているのは何故か考えたことはありますか?
これを語ることが、我々の使命のひとつでもあります。
答えを先に言ってしまうと、世界中からお金が消えている原因は「必要がなくなったから」に他なりません。
今の経済システムが役割を終えて、お金が存在する必要がなくなったから、消えているのです。
原始の昔から、必要なものは必要な形に変化して生き残り、必要がなくなったものは消えています。
資本主義経済は長いようで短いその役割を終え、次のシステムにとって変わろうとしているのです。
色んなものを飾り立てていたお金がなくなると、とてもシンプルでポップな実体経済が現れるでしょう。
そこでは、お金に変わって「人の気持ち」が重要な役割を持ち始めます。
既にIT業界では、従来のマスメディアに見られる一方的で権威的な情報の流れに代わり、誰しも平等で適正な口コミを醸成するCGM(コンシューマ・ジェネレーテッド・メディア)など、人の繋がりの強さ、共感の多さがそのまま事業規模となっている事例が多数見られます。
また、携帯電話の世界では、人の声を伝える単なる通話デバイスから、生活を感覚的に楽しむための総合コンシェルジュサービスへと、ビジネススキーム自体が変容しています。
そしてこの流れは、既存の流通経済にも波及し続けています。
もはや現代消費者の生の声や感覚からかい離している商品は、どんなに伝統的であってもその価値を減らしているのです。
こうした「気持ち」にフォーカスを映した経済システムを、我々は「共感主義経済」と呼んでいます。
「共感主義経済」では、今まで使ってきていた「寄らば大樹の影」といったような考え方は通用しません。
国家政策に沿って経済の発展を支えてきた万能の大黒柱である大企業は内部がもう既にボロボロなので、万能でなくてもいいから、他にないユニークでシンプルな機能が、機敏に連携しあって変化に対応していく必要があります。
では、共感主義経済において最も小さい単位の機能とは何か。
それが、「自分らしさ」なのです。
この本質にいちはやく氣づき勇気をもって行動を起こすか、様子を見るという名目で現実から目をそむけ波にのまれるか。
選択することから、あなたの事業の5年後が決まります。
2009年4月14日
ココロドライブ 代表
白石新