【ご感想】ラスボスは、世界で一番大切な人

私はずっと”自分が愛されていない“証拠探しをしてきました。
これでも愛してくれるの?そんなわけないでしょ?って相手を試し続けてきました。
そして本当に離れていってしまうと、やっぱり愛してくれないんだ!と安心する…。
お金の恐怖も、貯金を使い続けることで、いつか両親に失望されることを本心では望んでいました。
彼の機嫌に左右されることで、自分は彼に愛されていない、私は大切にされないと決めたかった。
どんな私でも愛し続けてくれる人がほしい。
その裏返しで、いつか愛してくれなくなるなら、今すぐにいなくなってほしいと望んだんです。
それは、自分で自分を愛せなかったから。
君が幸せならいい。
君が君ならそれでいい。
君だから大丈夫。

この言葉を、”誰か”に言い続けてほしかった。
そしてついにその役割を、ひとりの友人に押し付けました。
ARATAさんには、“魂の契約”とか“悪魔の契約”と言われました(笑)。
私の半分を、彼女に渡しました。
プラス、ポジティブ、陽の部分。
その引き換えに、私は彼女の半分をもらいました。
マイナス、ネガティブ、陰の部分。
私は自分がマイナスになることで、プラスの彼女と一生の繋がりを得ました。
彼女は絶望から抜け出し、どんどんと自分らしく輝いていき、仕事を辞めて海外に飛び立っていきました。
そして彼女は私に、君なら大丈夫、どんな君でも君だからと、一番欲しい言葉をくれ続けました。
私は彼女を、自分を愛し続けてくれる、この世界で唯一無二の存在として得ました。
彼女の存在がどんなに心強くて、私の生きる理由になっていたか。
それが異常なくらいだったと、今はわかります。
ソウルメイトと言われ
双子みたいと言われるようになり
2人が出会うことは運命だったよねと語り合いました。
まさかそれが、人生最大の罠だったなんて、気付ける訳がなかった。。

一番欲しいものを、一番ほしいかたちで得たのだから。
でも真実は、”世界は鏡”ということ。
全ては自分が創り出したということ。
彼女の言葉は私の言葉。
彼女に言わせないで、私が私に言ってあげればいい。
ただ、それだけでした。
セッション前は、彼女の言葉を何度読んでも、彼女の口から出た言葉としか思えなかった。
セッション後に、もう一度読んだ言葉は、初めて自分の内側から響いてきました。
クラクラするくらい、自分の言葉が自分自身に響きました。
言葉に力がある。
ずっと忘れていた自分の言葉。
それが、自分で自分を愛することでした。
彼女との契約書を破り捨てて
唯一無二の存在とお別れしました。
とてもさみしくてさみしくて、同時に、本当の自分に戻る嬉しさもあって。
次に会うときは、ひとりの人として彼女に会えると思います。
ラスボスは、世界で一番大切な人。

ARATAさんには、エヴァのかおるくんみたいだねって言われました。
(私はエヴァ見たことないのですが、好きな人に自分を殺させて、相手の心に生き続けようとするという関係らしいです by ウィキペディア)
実は彼女、”かおる”って名前なんです…と言ったときには、あまりのシナリオの完璧さに2人で笑うしかなかったです(笑)。
そして今日は、よくわからない絶望感に浸ってます。
全部が自分だから、別に何もしなくていいじゃん。
今死んでも、100年生きても、自分しかないなら別に問題ないんじゃない。
やりたいことも
描きたい未来も
何もない
これを抜けたら動きたくなるのかな。
淡々と味わい中です~。
※その後、彼女はその親友と会い、初めて対等な友情を感じ、自分の幸せを受け入れられたそうです^^

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